2016年F1ヨーロッパGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはギヤボックストラブルのためリタイア、ジェンソン・バトンは11位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
今日のレースペースはよかったです。クルマからポテンシャルを引き出すために最善を尽くしたと思います。ですが2戦連続で11位と、あと一歩のところでポイント獲得を逃したので、満足するのは難しいですね。
レースは予想していたよりは波乱がなく、上位グリッドからスタートしたクルマはすべて無事に走り切りました。そのため、インシデントをチャンスとして利用することができず、今回も中団のポジションにとどまりました。
レース前にはロングストレートを危惧していたのですが、今週末はリヤウイングのセッティングをローダウンフォース仕様にしており、そのおかげで戦える位置にとどまることができました。
残念ながらフェルナンドはギヤボックスのトラブルが悪化してきたため、レース終盤にはペースを維持することができず、それ以上の問題を防ぐためにリタイアさせなければなりませんでした。