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SBK第8戦リビエラ決勝レース2、ジョナサン・レイが2レース完全制覇

2016年06月20日 00:51  AUTOSPORT web

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SBK第8戦リビエラ・ディ・リミニラウンド ジョナサン・レイが優勝
SBK(スーパーバイク世界選手権)第8戦リビエラ・ディ・リミニラウンドは、イタリアのミサノ・ワールドサーキットで決勝第2レースを行ないジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)が優勝した。

 決勝第2レースは周回数21周、気温23度、路面温度41度のドライコンディションで争われた。レイは第1レースに続いて好スタートを決めるが、1周目をトップで終えたのはポールポジションスタートのトム・サイクス(カワサキレーシングチーム)。サイクスとレイが序盤から3番手以下を引き離して接近戦で周回を重ねるが、サイクスは逃げることができず、レイもしかけることなくサイクスの真後ろで様子を見ながらレース中盤すぎまでポジションをキープする。

 トップ争いに動きがあったのは残り5周となった17周目、レイが1コーナーでサイクスの前に出てトップに浮上。サイクスも続く18周目まで僅差でレイを追うが、19周目にその差は約2秒1に広がり、そのままレイが優勝、第1レースに続いて2レース完全制覇を達成した。

 2位に2レース連続でサイクスが入賞。カワサキが2レース連続ワンツーフィニッシュを達成した。
 3位ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)が入賞。ジュリアーノはトップ争いに加わることはなかったものの、終始単独3番手をキープして、今シーズン4回目の表彰台を獲得。序盤から単独4番手をキープしたチャビ・フォレズ(バーニレーシングチーム)が4位に入賞した。

 5番手争いは序盤から接戦の展開となり、ロレンツォ・サバドーリ(イオダレーシングチーム)が制して5位入賞、ニッキー・ヘイデン(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)が6位、ジョルディ・トーレス(アルテアBMWレーシングチーム)が僅差の7位に入賞。アレックス・ロウズ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)は中盤にこの集団の先頭をキープしていたが残り2周で遅れ、最後はトーレスから約1秒7遅れの8位となった。、

 9位ニッコロ・カネパ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)。2周目にチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)の転倒に巻き込まれて転倒したマイケル・ファン・デル・マーク(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)は再スタート後に追い上げて10位入賞。

 デイビスは2周目の14コーナーで転倒し、再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイアに終わり、レオン・キャミア(MVアグスタ・レパルト・コルセ)は9番手走行中の12周目にマシントラブルに見舞われリタイアとなった。

 WSS(スーパースポーツ世界選手権)クラスでは、ケナン・ソフォグル(カワサキ・プセッティレーシング)が優勝。2位にフェデリコ・カリカスロ(バーダル・エバン・バロス.ホンダレーシング)、3位にパトリック・ヤコブセン(ホンダ・ワールドスーパースポーツチーム)が続き、大久保 光(CIAランドロード・インシュランス・ホンダ)はベストリザルトとなる12位に入賞した。