ハースのロマン・グロージャンとエスティバン・グティエレスは、F1ヨーロッパGPの予選Q1において、ザウバーのマーカス・エリクソンの進路を妨害したとして審議対象となっていたが、両ドライバーともにペナルティは科せられなかった。
対象となったコーナーは、グロージャンはターン15、グティエレスはターン18と19の間。それぞれエリクソンのアタック中に進路を塞いだ疑いで審議されたが、スチュワードが3人のドライバー全員と直接話し、映像も確認した上で、おとがめなしとなった。
スチュワードの見解は「グロージャンは高速コーナーを走行しており、エリクソンに対して、お互いが安全な範囲で(追い抜きが)現実的な場所で、すぐに先行させていた」というもの。
グティエレスは「ターン16を通過したあと、アタックに向かう直前にエリクソンを先行させた」として、エリクソン側からも異議はなく無罪となっている。