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射殺されたクリスティーナ・グリミーの家族「ただ、帰ってきてほしい」

2016年06月19日 14:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

クリスティーナ・グリミーの家族が涙(出典:https://www.instagram.com/therealgrimmie)
今月10日に素晴らしい歌声を披露後、ファンのサインリクエストに応じていたクリスティーナ・グリミー。そんな彼女に、27歳の男(Kevin James Loibl)が近寄り発砲。数発の銃弾を浴びたクリスティーナは、救急搬送されるも息を引き取った。22歳にして命を奪われた彼女の家族は、「心に巨大な穴があいてしまった」と悲痛な思いを明かした。

このほど執り行われたクリスティーナ・グリミーの追悼式に、彼女の家族が参列。そこで彼女の父親はこう語った。

「心にあいた大きな穴は、今後も消えることはありません。」
「いつの日か、(天国で)彼女と再会できると確信しています。」

またクリスティーナの母は、「娘が銃殺されたことに対する怒りで胸がいっぱい」と発言。最愛の娘との日々を振り返り、このように述べた。

「常に愛していると伝えていました。今はただ、帰ってきてほしい。彼女に会いたい…。事件に激怒した私は、娘の死去後に神にこう告げました。“もう怒ってはいません。ただこうなった理由が知りたいのです”と。」

クリスティーナが銃撃された現場におり、果敢にも犯人に突進した兄も追悼式でこう語っている。

「犯人は俊敏で、あっという間に事件が起きてしまいました。」
「クリスティーナ、君を愛してる。君は最高だ。」

ちなみに犯人はクリスティーナの大ファンで、「妻にしてみせる」などと同僚に話していたとのこと。しかしその憧れが嫉妬に変わり、凶行を決意。クリスティーナ・グリミーを銃撃したあと彼女の兄にタックルされた男は、自らに向けて発砲し自殺した。

出典:https://www.instagram.com/therealgrimmie
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)