2016年F1ヨーロッパGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは9位だった。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=9位
今日は本当なら3位になれたと思う。赤旗が出た時、Q2のラップより0.5秒縮めてきていた。だから1分43秒9が見えていたんだ。余裕でね。
Q2で(バルテリ・)ボッタスに邪魔されたのはついてなかった。Q3で赤旗が出た後、残り2分の戦いになった時、彼はもう一度、全く同じことをしてきた。すごくついてないよ。でも僕らはペースはいい。(ボッタスと)話をする必要はない。明日に気持ちを集中させるだけだ。
GP2のレースから予想できるのは、たくさんのアクションとオーバーテイクがあるだろうということ。間違いなく面白いレースになるだろう。ルイス(・ハミルトン)が後ろからスタートするというのも面白い。彼はすごく速いだろうね。
このコースはたくさんのチャンスを与えてくれる。ストレートがいくつもあるしね。そしてコーナーでもオーバーテイクは可能だ。だから今日僕らが示したパフォーマンスには満足している。すべてがうまくまとまってきたから、明日はいいチャレンジができる。
セットアップでいい妥協点を探さなければならない。小さいリヤウイングを使っており、通常は僕らの強みであるダウンフォースを削っている。それでもいい状態だし、クルマがいいパフォーマンスを発揮していると思う。
(予選ラップで2度にわたってボッタスが追い抜きをかけてきたことについてFormula1.comに対し語り)彼の行為は賢明とはいえない。彼は僕のラップを台無しにし、自分自身のラップも台無しにしたんだ。一度なら忘れよう。でももう一度同じことをした。賢いとはいえないよ。
(予選後に話すつもりはあるかと聞かれ)ないね! 僕から行く必要はない。彼が僕のところに来るべきだ!
(一度目は)彼がロックアップしたから、ヒットされるのが怖くて、僕はワイドなラインを取った。おかげでその(タイヤ)セットを失った。それでピットインしなければならず、1回のランしか走れなかった。全く愉快じゃないね。
あの時、彼は何も考えていなかったと思う。
彼の行為は危険だった。危険で不必要で賢くなかった。