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GP topic:予選日も混乱が続くバクー、決勝への準備は万全か?

2016年06月19日 02:21  AUTOSPORT web

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フリー走行3回目では、排水溝の蓋が外れたところにカラーコーンが置かれていた
バクーで初開催を迎えたF1ヨーロッパGPは、2日目に入っても、まだ混乱が続いている。

 6月18日の土曜日には、FIAからコース改修に関する詳細な説明があった。それによれば変更は以下のとおり。

1:ピット出口の縁石が除去され、ペイント塗装に直された。
2:ピット出口の白線が20メートル伸ばされた。
3:6コーナーと12コーナーの出口の縁石が除去され、ペイント塗装に直された。
4:13コーナー入口の縁石が除去され、ペイント塗装に直された。
5:ピット入口の白線が内側に移動し、かつ40メートル伸ばされた。

 しかしフリー走行3回目では、ピットレーン入口の側溝の蓋が一部、外れるというアクシデントが発生。その蓋がウイリアムズのバルテリ・ボッタスのマシンを直撃、ダメージを負ったボッタス車は1周しか走行できずに、フリー走行3回目を終えることになってしまった。

 また、F1フリー走行3回目の前に行われたGP2の決勝レース1でも混乱が起きた。セーフティカーが導入されたあと、セーフティカーが退去してレースが再開されたはずが、コース上のマーシャルポイントでは「SC」が掲示されたままとなってしまったのである。

 これも初開催ならではのトラブルと言えるのか。決勝に向けて、期待とともに若干の不安が残る。