SBK(スーパーバイク世界選手権)第8戦リビエラ・ディ・リミニラウンドは、イタリアのミサノ・ワールドサーキットで2日目の予選を行ない、トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)が1分34秒037でポールポジションを獲得した。
2回のフリー走行総合11番手以下のライダーで争われるSP1でトップタイムを記録したのは、ロレンツォ・サバドーリ(イオダレーシングチーム)、レオン・キャミア(MVアグスタ・レパルト・コルセ)が2番手で続き、SP2に進出した。
SP1ではセッション終了間際にサイード・アル・スライティ(ペデルチーニレーシング)のマシンが12コーナー付近でエンジンブロー、オイルが出たため、SP1はその時点で赤旗終了となり、オイル処理のため、SP2のスタートは10分ディレイした。
SP2は午前中のフリー走行3回目でトップタイムを記録していたジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)がまずリーダーボードのトップに立つ。ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)はセッション序盤に2コーナーでスリップダウン、一度ピットに戻る。
残り5分を切ったところで2回目のアタックが開始されると、ジュリアーノがまずトップタイムを記録、続いて、ニッキー・ヘイデン(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)、サバドーリ、チャビ・フォレズ(バーニレーシングチーム)、レイと次々にファステストを更新するが、サイクスは最後にファステストラップを記録、4戦連続、今シーズン6回目となるポールポジションを獲得した。
2番手に1分34秒257でレイ、3番手に1分34秒623でフォレズが続き、フロントロウを獲得。
前戦を欠場したアレックス・ロウズ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)が1分34秒641で4番手を獲得。SP1トップでSP2に進出したサバドーリは1分34秒694で5番手にジャンプアップ。ヘイデンが1分34秒707で6番手、ジュリアーノは1分34秒826で7番手となった。
8番手に1分35秒047でキャミア、チャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)は1分35秒097で9番手、マイケル・ファン・デル・マーク(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)は1分35秒108で10番手。
初日のフリー走行総合で2番手につけていたマーカス・ライトバーガー(アルテアBMWレーシングチーム)はマシントラブルに見舞われ、1分35秒115で11番手に。ジョルディ・トーレス(アルテアBMWレーシングチーム)は1分36秒014で12番手にに続いた。
以下、SP1のタイム順にアンソニー・ウエスト(ペデルチーニレーシング)が1分35秒765で13番手、ロマン・ラモス(チームゴーイレブン)が1分36秒328で14番手に、シルバン・ギュントーリ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)の代役として参戦するニッコロ・カネパ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)は1分36秒335で15番手となっている。