2016年F1ヨーロッパGPの金曜プラクティスで、トロロッソのダニール・クビアトは17位/14位、カルロス・サインツJr.は9位/6位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト フリー走行1=17位/2=14位
FP1はマシンの正しいセットアップを見つけ出すのに苦労し、理想的なセッションとはならなかった。でも午後のFP2ははるかに生産的だった。まだペースは不足していたが、これから見つけ出せる自信はある。
明日に向けてすべてをひとつにまとめていく必要がある。重要なデータを収集できたので、これが残りの週末に向けて役に立つことを願っている。進むべき方向は分かっているし、すべてをうまくやるため、今夜頑張って仕事に取り組むよ。
カルロス・サインツJr. フリー走行1=9位/2=6位
全員にとって新しいチャレンジだった。このトラックをドライブするのは皆、今日が初めてだったんだ。
ウォールが近くランオフエリアが狭いハイスピードサーキットで、正確さと集中力が最大限要求される。ロングストレートがあるため、バクーは市街地コースでありながらローダウンフォースで走行しなければならない。これはF1では珍しいことだよね。
面白い一日だった。FP1とFP2で一歩ずつ作業を進めていって、限界がどのあたりなのかを探るのはかなり楽しかった。
全体的には僕らは“大体”クリーンに作業を進めることができ、明日に向けて多くのことを学べた。今日は曇っていて風が強く難しかったが、今後コンディションが変わると予想している。
このトラックはうれしい驚きだったし、気に入った。今日まではシミュレーターでしか走行していなかったが、実際のコースを走った方がはるかにいいね! シミュレーターではウォールは透明だけど、ここではすごく近くて興奮した。こういう市街地コースを走っているとアドレナリンが出てくるし、今日はそれをエンジョイできた。楽しいチャレンジだ。明日が楽しみだよ!