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桑田佳祐、『Mステ』で作詞について語る「人様の歌詞って見たことなかった。でも……」

2016年06月18日 11:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ミュージックステーション』公式HP

 『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の6月17日放送回に、アリアナ・グランデ、AKB48、関ジャニ∞、岸谷香、桑田佳祐、コブクロ、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、藤原さくらが出演した。


(参考:『Mステ』生披露で分かった! 桑田佳祐の新曲「ヨシ子さん」はなぜおもしろく新鮮なのか?


 2時間スペシャルの1番手を飾ったAKB48は、『AKB48 45thシングル選抜総選挙』前日の出演で「翼はいらない」と「恋するフォーチュンクッキー」を披露。2番手の藤原さくらは、同郷出身のタモリと地元トークを繰り広げたのち、主演を務めたドラマ『ラヴソング』の主題歌である新曲「Soup」を歌い上げた。


 3番手には、番組から「日本好き」として紹介されたアリアナ・グランデが登場した。アリアナは日本語を練習していることを述べ、出演者とトークを繰り広げたのち、最新アルバムより「Into You」を熱唱すると、4番手の関ジャニ∞は、グループにとって初の夏ソングだという新曲「罪と夏」を演奏。5番手の岸谷香は、プリンセス プリンセス時代のヒット曲「M」と、和田唱(TRICERATOPS)と共同制作した新曲「ミラーボール」を歌い上げた。


 6番手のコブクロは、大勢のバックコーラスを背にし、ドラマ『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)の主題歌である新曲「STAGE」を熱唱。7番手の三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEは、新曲「MUGEN ROAD」について、登坂広臣が「三代目の中でも一番男臭い曲」と語ると、振り付けを担当したELLYは「ダンスも男らしくシンプルに、カッコいいものを求めました」とコメントし、同曲を歌い踊った。


 今回の番組では、スペシャル企画として「世代を超えるカッコイイ歌謡曲」コーナーで名曲たちを紹介。2位にサザンオールスターズの「いとしのエリー」が、1位に沢田研二の「勝手にしやがれ」が選出されると、指原莉乃は「(サザンオールスターズ)の『勝手にシンドバッド』なんですけど、沢田研二さんの『勝手にしやがれ』から拝借したと聞きました」と疑問をぶつけ、桑田は「『勝手にしやがれ』もそうだけど、ピンク・レディーの『渚のシンドバッド』が流行ってたんですよね。でも、それは『8時だョ!全員集合』で志村けんさんがアドリブとして言ってたネタなんです」と返答。スタジオの面々を驚かせた。


 続けて三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂が「ずっと楽曲を作ってらっしゃいますが、昔と今で作り方は変化しましたか?」と質問すると、桑田は「洋楽も歌謡曲も好きだけど、人様の歌詞って見たことなかった。でも、デビューして2~3年でファンの方から『あの詞が良かった、悪かった』と言われたので『歌詞ってこんなに世間から聴かれているのか』とビックリして、気を付けて書くようになった」と自身の変化について述べ、新曲「大河の一滴」と「ヨシ子さん」をメドレー形式で披露し、番組が終了した。


 ほかにも「世代を超えるカッコイイ歌謡曲」として、数々の楽曲が紹介された今回の放送。次回6月24日はKis-My-Ft2、桑田佳祐、GENERATIONS、平井 堅、地獄図、布袋寅泰が出演予定だ。(文=向原康太)