2016年F1ヨーロッパGPの金曜プラクティスで、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは5位/8位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=5位/2=8位
悪い一日だったとは思わない。キミ(・ライコネン)がセッションを最後まで走ることができなかったのはいいことじゃないけど、最終的に僕らは大量の周回を重ねることができた。
コースを学ぶのは興味深かった。それが今日の一番の目的だった。マシンの感触はいいが、少し速さが足りない。でもこれから改善できると思う。今日の作業を分析してみるよ。
このコースはとても難しい。すごく長いストレートの後でハードブレーキングが必要なんだ。最初に基準を見つけるのに苦労する。自分で位置確認をするだけでは足りないんだ。木々はすべて同じに見えるしね。
でもしばらく走っているとリズムを見つけられる。バンプの位置を把握し、どんどんよくなっていく。でも最初は少し時間がかかるんだ。
それに走り始めはすごく滑りやすかった。午後はかなり楽しんで走れるようになった。
すごくチャレンジングで、いいトラックだと思う。特に高速セクションがいいね。
すべて問題ないと感じるけれど、トップからかなり離れているから、それが課題だ。十分な速さがない。でも明日に向けて何か見つけられるはずだ。チームのことも、クルマのことも、そして時には自分自身のことも信じているからね!
(最後にチームから「ゆっくり戻って来るように」指示を受けたことに関して)キミにはトラブルが起きたけれど、僕には問題はなかった。似たようなことが起こる可能性があったから、予防措置をとった。
僕らには速さがある。それを見つけるのに苦労しているだけだ。(メルセデスと約2秒差というのは)いいニュースじゃないけど、説明がつく部分もあるし、残りの部分に関しては明日の状況を見てみる。まだ金曜だ。心配する必要はない。