F1カナダGPを前にして「あるチームの新型ノーズが、クラッシュテストをパスした」との噂が流れた。それはレッドブルの開発部品だったことが判明、すでに短いRB12のノーズをさらに短くすれば、まさにギリギリの寸法まで押し縮められたことになる。しかし、どうやらレッドブルはカナダGPの週末には新型ノーズを使わなかったようだ。ただし旧型との寸法上の違いがあまりに微妙すぎて、実際には使っていたにもかかわらず、誰も気づかなかったという可能性も否定できない。
レッドブルは、カナダでは金曜のプラクティスで恒例となった感のあるフロントエンドの空力テストを行っていたが、そちらも見た目で明らかにわかるような変更点はなかった。