舞台『「肉声」~ジャン・コクトー「声」より~』が、11月25日から東京・青山一丁目の草月ホールで上演される。
小田原文化財団がプロデュースする同公演は、1930年に初演されたジャン・コクトーの戯曲『声/La Voix』をもとに、設定を昭和初期に置き換えた作品。日米開戦前年である1940年の晩夏を舞台に、男に電話をかけることを思い立った女の姿を描く。
構成・演出・美術を杉本博司が担当。作・演出を作家の平野啓一郎が手掛け、主演に寺島しのぶを迎える。節付と演奏はバイオリニストの庄司紗矢香が担当する。チケットは9月10日に発売予定。