先日、ホンダから今年の鈴鹿8耐ラインアップが発表されたが、ここにさらにビッグネーム参戦の可能性があることが分かった。
6月15日につかんだ情報によると、Moto2で活躍中の中上貴晶の参戦計画があるという。参戦チームはSatu HATI. Honda Team Asia。
ホンダ発表内でSatu HATI. Honda Team Asiaは、『アジアで活躍するライダーを中心にチームを編成』として具体的なライダー名はなかった。
その後、6月13日付けで鈴鹿サーキットから発表された暫定エントリーリストにはディマス・エッキー・プラタマ、ラタポン・ウィライロー、ザクワン・ザイディの名前が記載されていた。関係者によると、今季からアジアSS600に参戦を開始した全日本J-GP3育ちのゲリー・サリムも候補生に上がっているという。
この4人でみっつの席を争うと思われたが、ここにきて中上貴晶の名前が挙がってきたのだ。7月4日から3日間で行なわれる合同テストに中上も参加。正式発表はその結果を受けてとなる模様だ。
ちなみに中上は2010年の鈴鹿8耐でハルク・プロの第3ライダーとして登場。決勝レースを走ることはなかったが、縁の下の力持ちとして活躍。見事に優勝を果たし、表彰台の一番高いところに登っている。今年、参戦が決定すれば2度目の8耐。もちろん決勝でも世界で磨いた走りを見せてくれるだろう。