1997年の大ヒット映画『タイタニック』で、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公ジャックと美女をめぐり火花を散らした“キャルドン・ホックリー”こと俳優ビリー・ゼイン。金持ちで傲慢な男を見事に演じた彼を、世間の『タイタニック』ファンは今もずいぶん嫌っているという。
映画『タイタニック』で、
ケイト・ウィンスレット演じるローズの婚約者を見事に演じきった名優ビリー・ゼイン。しかし横柄な演技があまりにもリアルだったことから「キャルドン・ホックリー=ビリー・ゼイン」というイメージが払拭できず、公開から19年が経つ今もなお「なんて酷い男」と言われてしまうという。
しかし同作品のファンの考えは、大きく分けて二つに割れているとのこと。このほど『Us Weekly』のインタビューに応じたビリーは、こう語っている。
「そう、世間の思いは2種類に分かれるんだ。」
「若いうちは、(僕の演じたキャラクターに対して)“ジャック(レオナルド・ディカプリオ)にあんなことをするなんて酷い!”というのが女性達の意見さ。でも彼女達も年齢を重ねると、こう言うようになってくる。“ローズ(ケイト・ウィンスレット)って、何を考えていたのかしら?”ってさ。」
富豪の婚約者がいながら、貧しい画家志望の青年との恋に走ったローズ。2人の熱い恋と悲しい運命に涙した女性ファンも年齢と共に現実的に考えるようになり、「なんて極端な選択を…」「婚約者がいながら…」「財宝だけはちゃっかりと…?」といった疑問を持つようになるようだ。
ちなみにビリーは悪役を演じることにつき「楽しいよ」とコメント。恋敵を演じたレオナルドの電話番号は、今も失くさず持っているという。
出典:https://www.facebook.com/TitanicMovie
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)