先日、米フロリダ州オーランドで起きた凄惨な銃乱射事件に多くのセレブ達が胸を痛めている。そのひとりである英歌姫アデルは、ステージで思わず涙。「今日のショーはオーランドの皆さん、そして(事件の起きた)『パルス ナイトクラブ』に捧げたいと思います」と語った。
現在『Adele Live 2016』と題したツアーでベルギー・アントワープに滞在中の
アデル。彼女が12日、現地のステージにて「このショーをオーランドの皆さんのために行いたい」と宣言し、目に涙を浮かべてこう語った。
「LGBTQA(性的にマイノリティとされる人)のコミュニティに属する人々を、私はずっと若い頃からソウルメイトのように思ってきました。彼ら、彼女らのコミュニティに、私は心を動かされるのです。」
「パルス ナイトクラブ」で起きた銃乱射事件の犯人については“反同性愛者”とも伝えられており、同性愛者が集まる場所として有名な同クラブには、事件発生時に多くの若者が集っていたという。
アデルはかねてより同性愛者に理解を示し、自身の幼い息子に絡め、こう語ったことがある。
「今から待ちきれない思いよ。息子が誰と親友になるのか。そしてどんな彼女、もしくは彼氏ができるのか知りたいわ。」
「子供が望むこと。それが何であれ、私は常にサポートしていくつもりよ。」
今回の銃乱射事件により、大勢の若者が死亡した。彼らを慈しみ育てた親達の悲しみと絶望感は計り知れない。
出典:https://www.instagram.com/adele
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)