月9ドラマ『ラヴソング』の最終話が放送された。福山雅治演じる主人公・神代広平と藤原さくら演じるヒロイン・佐野さくら、菅田将暉演じるさくらの幼なじみ・天野空一がこれまで積み上げてきた関係の行く末は? タイトル通り“愛”と“歌”をテーマに展開したドラマは最後までそれを追求し続けた。
【この記事の他の写真を見る】「たったひとつの恋が たったひとつの歌が 人生を変えていく」とは『ラヴソング』の番組HPに掲げられた言葉である。最終回となる第10話が放送された6月13日、『【公式】『ラヴソング』(getsu9_lovesong)ツイッター』には視聴者から「いろんな形の愛があると『ラヴソング』を通して教えていただき、どうもありがとうございました」という感想が寄せられた。
中村真美(夏帆)と野村健太(駿河太郎)の結婚式でスピーチを務めたさくら。その後、喉の手術を受けて声が出せるようになるまで入院生活を送っていた。退院を祝おうと広平や宍戸夏希(水野美紀)らは笹裕司(宇崎竜童)のライブハウスでバンド演奏の練習を始める。ボーカルは天野空一(菅田将暉)だ。ところが退院したさくらは真美と空一にそれぞれ置手紙を残してアパートからいなくなってしまう。
真美だけは彼女の転居先を知らされており会いに行く。さくらは自動車整備工の仕事をして暮らしていた。新しい町に慣れるのに精いっぱいで歌う余裕はないようだという。広平はさくらに出会ったことで再び音楽を続けることができたことに気づき、彼女に届くことを願いながら人気歌手・CHERYL(Leola)に楽曲を作る。そのCHERYLが佐野さくらの歌った『好きよ好きよ好きよ』をカバーしたいと言い出したことから、広平はさくらを探すのだった…。
『菅田将暉(sudaofficial)ツイッター』では最終回の放送を前に「愛に溢れてます! どうぞ最後まで一つ宜しくお願いします! #空一」とツイートして、自身が歌う動画をリツイートしている。劇中で広平たちのバンドをバックに『Soup』を熱唱する姿からは、以前『情熱大陸』で友人とギターを弾きながら歌っていた菅田将暉とは思えないほどサマになっている。
最終回はその空一とさくら、そして広平との関係がどのようになるのかを示唆する形でエンディングを迎えた。視聴者からは「最後の終わり方がとってももやもやします」「ハッピーエンドになるのかと思って、すごく楽しみにしてたけど…いいドラマでした」などのコメントも届いているように、スッキリする結末とは言えない。ただ、さくらと広平の関係に節目をつけるならば、あのような表現しかなかったかもしれない。
なかには「とっても楽しく、切ないキュンキュンした時間を毎週ありがとうございました」「全部リアルタイムで見て、なんどもリピートしたドラマは初でした~。ラヴソングロス…」「終わってしまいましたね。スピンオフ楽しみにしてます」という人もおり、スペシャルドラマでその後を追っても面白そうだ。
出典:https://twitter.com/getsu9_lovesong
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)