トップへ

プジョー 全日本ラリー選手権第4戦 ラリーレポート

2016年06月13日 22:41  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

柳澤宏至/中原祥雅(プジョー208 R2)
プジョー 208をベースとしたラリー専用車『208 R2』が、2016年全日本ラリー選手権第4戦「がんばろう!福島 MSCCラリー2016」に参戦いたしました。208 R2は序盤からクラス2番手を走行していましたが、2日目に逆転し首位に浮上、第3戦の若狭ラリーに続く2連勝を達成しました。今回の優勝により、208 R2の柳澤宏至選手はJN5クラス ドライバーランキングの首位に浮上しました。

 第4戦はグラベル(未舗装路)で競うラウンドで、福島県東白川郡の棚倉町を中心に6月11日(土)、12日(日)の2日間で開催されました。プジョー208 R2でJN5クラス「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」の柳澤宏至選手 は、初日序盤でクラス2番手を競っていましたが、初日終盤には首位を行くライバルとのタイム差を大幅に詰め、2日目の序盤で逆転に成功。その後、首位を巡る攻防は激しさを増しましたが、柳澤選手の208 R2は僅差でライバルを 下して2連勝を挙げました。


プジョー208 R2ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5クラス優勝
「ラリー序盤はあまり良いタイムが出せていなかったので、デイ1午後から気合いを入れ直しました。正直なところ、20秒という差を逆転するのは厳しいかなと思っていたのですが、なんとか初日のうちに差を詰めることができ、流れを変えることができたと思います」

「デイ2は最初のSSが勝負だと思っていたので、アタックをかけてさらに詰め、その後逆転することができました。次のSSでトップに立ち、その後はライバルと接戦が続きましたが、後半の得意なステージでライバルを突き放して連勝することができました。今回のラリーでは、限界に近い速度でのセットアップなど、今後のグラベルラリーに向けて良いデータが取れたと思います」

「次戦のラリー洞爺も、軽快に動く208 R2の良さを活かして、勝利を重ねたいと思います。引き続き、応援をよろしくお願いします」