2016年F1カナダGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは4位だった。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=4位
今日はやれるだけのことをやった。とてもいい仕事をしたと思う。ウイリアムズを抜いて表彰台に立ちたかったけど、タイヤのデグラデーションがかなりひどいことにすぐに気付いた。今日は少し雨が降ってくれれば助かったんだけどね。
序盤はタイヤと燃料をセーブして走った。トップの2台にはついていけないと分かっていたからだ。ダニエル(・リカルド)がすぐ後ろに追いついてきたから、そろそろプッシュしようと決めた。
自分のパフォーマンスにも、新しいパワーユニットにも大満足だ。ロングストレートでメルセデスですら抜くのが難しかったんだから。僕らは大きく進歩したということだね。
最後の10周はものすごく楽しかった。人生の中で一番きつい10周だったと思う。長い間4位を走っていたから、絶対にそのポジションを諦めたくはなかった。レース終盤に激しいバトルがあって、彼(ニコ・ロズベルグ)のペースはかなり強力だった。でも何とか前の位置を守ることができた。最終ラップはかなり派手な展開になったね。
(クラッシュした)モナコの後だけに、笑顔でここを去ることができるのが嬉しい。今はバクーを楽しみにしている。皆が初めて経験するグランプリだ。グリップレベルは走ってみないと分からないね。
それにしても今日はものすごくポジティブな一日だった。