佐藤オオキが主宰するネンド(nendo)の初の大型個展「nendo : the space in between」が、イスラエル・ホロン市のホロン デザイン ミュージアム(Design Museum Holon)でスタートした。6種類の「スキマ」をテーマに新作を含む計70作品を10月29日まで公開している。
今回の展示では、製造過程に焦点を当てた「processes」をはじめ、「textures」「boundaries」「the object」「relationships」「senses」の6つに分類。高さ900ミリメートルの白い腰壁で作品を囲い、腰壁から見え隠れする作品を覗き込むようにして鑑賞を楽しむスタイルに仕上げた。腰壁には小さな窓も取り入れ、スペースごとのスキマの途中には休憩できる広場を設けるなど、小さな街のような空間を創出したという。
■nendo : the space in between会期:2016年6月7日(火)~10月29日(土)会場:ホロン デザイン ミュージアム(住所:Pinhas Eilon St. 8, Holon)