トップへ

手りゅう弾が顔に! 病院駐車場で手術が行われる(コロンビア)

2016年06月11日 13:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

顔に手りゅう弾が突き刺さった男性(出典:http://www.telegraph.co.uk)
コロンビアで軍事訓練中の事故により顔に手りゅう弾が突き刺さってしまったある男性。厳戒態勢の中、このたび手りゅう弾を取り除く手術が行われたことを『telegraph.co.uk』が伝えている。

コロンビアの首都ボゴタにあるセントラル・ミリタリー病院の駐車場で手術を受けたのは、ルイス・エドゥアルド・ペレス・アランゴ(Luis Eduardo Perez Arango)さん。手術前のレントゲン写真には手りゅう弾が顔右側に深く突き刺ささり、骨にまで到達しているのが確認できる。

執刀医であるウイリアム・サンチェス氏は「手術は万が一の時に被害が最小限に抑えられるようにと、病院の駐車場で行いました。緊迫した空気の中、慎重に慎重を重ね、何事もないようにと神に祈りながら執刀しました」と胸のうちを明かした。幸いなことに手りゅう弾は爆発することなく取り除かれ、現在ルイスさんは危険な状態を脱し回復に向かっているという。

今回の事故に関し、軍関係者からは「グレネードランチャーを誤作動させたのではないか」という声もあがっているが、詳しい原因は現在調査中であるという。

出典:http://www.telegraph.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)