2016年F1カナダGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは12位/7位だった。FP1でオイル漏れが発生したため、ICEをモナコで使用したものに戻し(ターボはアップデート版を使用)、土曜以降にどちらのICEを使用するかは金曜夜から土曜朝に決断するという。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン フリー走行1=12位/2=7位
FP1でいくつか問題が発生した。すごくついてなかった。FP1とFP2の間でパワーユニットを交換し、午後の走行を開始するのが少し遅れた。でもチームの皆は本当によく頑張ってマシンの準備を整えてくれた。
その後はエンジンの動きに関して何の問題もなかった。でも今夜データをチェックして、今朝降ろしたエンジンで行くのか、午後に搭載したエンジンで行くのか判断する必要がある。
FP2ではそれなりに周回を重ねることができた。マシンの感触はいいし、走っていて楽しい。でもセットアップに関していくつか解決すべきことがあるので、それに関しては今夜作業する。
ポジティブな一日だったが、もっと改善する必要がある。今日あと0.5秒速く走っていたら4位だったし、あと0.2秒遅かったら11位だった。だから明日以降、自分たちの力をフル活用していく必要がある。
古いエンジン(ICE)に戻した後、動きに何の問題も見られなかった。チームはいい仕事をしてくれた。
ここでの僕らのパフォーマンスには皆少し驚くだろうと僕は言っていたよね。モナコより悪くはならないだろうと。
(予選Q3進出は可能だと思うかと聞かれ)可能だと思う。目標をある程度高く掲げて、今年一番の予選にするよう努力すべきだ。それがここでできたら素晴らしい。
(2トークンを使ってアップデートしたターボについて)純粋なペースというより、効率の改善のためのものだから、役立つのは決勝だけだろう。エッソの新しい燃料が導入されて約0.1秒の改善につながるから、これも助けになる。