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天心山神勝寺にミュージアム 名和晃平率いるサンドイッチのアートパビリオンも設置

2016年06月10日 11:42  Fashionsnap.com

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サンドイッチ設計のアートパビリオン「洸庭(こうてい)」 (C) SANDWICH
広島県福山市に位置する天心山神勝寺の敷地内に「神勝寺 禅と庭のミュージアム」が開館する。約1,500点の禅画や墨蹟が鑑賞できるほか、アーティストの名和晃平が主宰するサンドイッチ(SANDWICH)が設計したアートパビリオン「洸庭(こうてい)」が設置される。オープン日は9月11日。

天心山神勝寺にミュージアム開設の画像を拡大

 アートパビリオン「洸庭」の敷地面積は約4,700平方メートル。伝統的なこけら葺きを応用し、全体を木材で包んだワンマテリアルの舟型の建物が石のランドスケープの上に浮かぶような設計にした。内部の空間では波に反射する光を体験できるという。
 「神勝寺 禅と庭のミュージアム」では「洸庭」のほか、縄文建築で知られる建築家 藤森照信が手がけた寺務所「松堂」や鎌倉時代初期の名作である国宝の多宝塔を模して建設された建物を配置。禅修行や雲水(修行僧)が食べている食事の体験もできる。
■神勝寺 禅と庭のミュージアムオープン日:2016年9月11日(日)所在地:広島県福山市沼隈町大字上山南91開館時間:9:00~17:00休館日:不定休入館料:未定(公式ホームページ7月開設予定)