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海老蔵「静かに見守って」 取材殺到で子どもが外に出れず

2016年06月09日 17:31  弁護士ドットコム

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歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが6月9日、東京都内で記者会見を開き、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが約1年8カ月前から、進行性の乳がんを患っていることを明らかにした。海老蔵さんは報道陣に向けて「できればなるべく静かに見守っていただきたい」と訴えた。


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記者会見は、スポーツ報知(9日付)が、麻央さんが極秘入院していると報じたことを受けて開催。海老蔵さんのブログによると、早朝から自宅前に、多くのマスコミ関係者が集まった。子どもたちは外に出れず、幼稚園を休んだという。



こうした状況から、海老蔵さんは、一両日中に会見をおこなうことを予告し、「できれば家の周りは近所の方々のご迷惑になるので帰って頂きたいです」「出来る限り子供達の生活を日常化する為にする会見ですが」などとつづっていた。



東京・銀座の歌舞伎座からほど近いところにある会見場には、テレビや新聞、ネットメディアなど約200名の記者・カメラマンが詰めかけた。会見前にも、報道陣に向けて「(海老蔵さんの)自宅近辺での取材はくれぐれもご遠慮をお願いします」というアナウンスが繰り返された。



午後3時からおこなわれた会見で、海老蔵さんは、麻央さんが進行性の乳がんを患って入院していることについて説明した。麻央さんの病が見つかってから9日までの約1年8カ月の間、「公にすることを悩んだ」と苦しい心境を打ち明けつつも、「隠さなくていいというホッとした部分もある」と述べた。



一方で、自宅前に殺到するなどマスコミ報道が加熱したことについて、「おかげさまで我が家は蜂の巣をつついたかのようになっている」「子どもたちは朝からお客さんがきて楽しい時間だったんじゃないでしょうか。わかりません」と皮肉も口にした。会見の最後にも、「なるべく静かに見守っていただきたい」と述べていた。


(弁護士ドットコムニュース)