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常盤貴子が池松壮亮への“執着”を募らせるーー『だれかの木琴』予告編公開へ

2016年06月09日 15:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『だれかの木琴』(c)2016 『だれかの木琴』製作委員会

 常盤貴子と池松壮亮が初競演を果たす映画『だれかの木琴』より、予告編が公開された。


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 本作は、直木賞作家・井上荒野による同名小説を映画化したもので、ごく普通の主婦が抱えた常軌を逸するほどの“執着”と、そんな女の飢餓感を見つめる男の“想い”が重なり合い、ねじれていく模様を描いたサスペンス。夫と娘と郊外に引っ越した主婦・小夜子が、ふとしたときに心の隙間に入って来た美容師・海斗にストーカー行為をするようになり、家族や海斗の恋人を巻き込んでいく様を描く。


 メガホンを取ったのは、『絵の中のぼくの村』『わたしのグランパ』の東陽一監督。主人公・小夜子役を常盤、美容師・海斗役を池松が演じるほか、小夜子の夫役で勝村政信、海斗の恋人役で佐津川愛美らが出演する。


 このたび公開された予告編には、小夜子が変貌するきっかけとなったシーンや海斗への執着を募らせ少しずつ道を踏み外していく様子、エスカレートしていくストーカー行為のほか、嫉妬にかられる海斗の恋人の叫びや小夜子の異変に気付くも、ただ小夜子を求める夫の姿などが収められている。また、井上陽水が唄う主題歌「最後のニュース」の一部も聴くことができる。(リアルサウンド編集部)