国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2016』が、8月11日から愛知の各所で開催される。
2010年から3年に1度行なわれている『あいちトリエンナーレ』は、現代アートの展覧会や映像プログラムとあわせて、ダンス、オペラなどの舞台芸術も楽しむことができるアートの祭典。3回目を迎える今回は、名古屋、岡崎に加えて新たに豊橋も会場となる。港千尋が芸術監督を務め、「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」というテーマのもと、38の国と地域から100組超のアーティストが集結する。
美術館や街中での作品展示には、菅野創+やんツー、マーク・マンダース、ハリル・ラバー、ソン・サンヒ、竹川宣彰、田附勝、久門剛史、石田尚志、三田村光土里、大巻伸嗣、ruangrupaらが参加。また国際展のキュレーターにブラジルを拠点に活動するダニエラ・カストロとトルコを拠点にするゼイネップ・オズを招聘し、前回よりも幅広い国や地域からアーティストを迎えている。
さらにハーバード大学感覚民族誌学ラボがドキュメンタリー映画『リヴァイアサン』を映像インスタレーションとして発表するほか、山田うんによる創作コンテンポラリーダンスや勅使川原三郎が演出するオペラ『魔笛』なども上演。10月6日から会期終了までの期間を「レインボーウィークス」と称し、パフォーミングアーツの公演を集中的に行なう。参加アーティストの詳細や会期中のプログラム、チケットについてはオフィシャルサイトをチェックしよう。