映画『ジャングル・ブック』の日本語吹き替え版で宮沢りえが声優を務めることがわかった。
8月11日から全国で公開される同作は、1967年に公開された同名アニメーション映画の実写版。ジャングルに取り残された人間の少年・モーグリが、動物たちに見守られながら成長していく様を描く。モーグリ以外は、動物や自然も含めて全てがCGで表現される。
日本語吹き替え版で宮沢が演じるのは、モーグリを我が子のように育てる愛情深い母オオカミ・ラクシャ役。実写作品の吹き替えに初挑戦する宮沢は、同作へのオファーについて「『ジャングル・ブック!実写化!絶対やる!!』と、なんかもうホップ!ステップ!ジャンプ!くらいな勢いでためらいはなかったですね」と明かしている。
自身が声を担当するラクシャについては、「強いものとか権力のあるものへの正義感、弱いものを守る正義感は、もしかしたら私と共通する所があるかもしれません」「実際、私も1人の娘がおりますし、博愛的な愛情を日常の中で注いでいる毎日なので、そういう意味ではラクシャの愛の深さは理解できました」と明かしている。なお宮沢は現在公開中の同作の日本語版予告編でナレーションを担当している。