カタルニアGPの翌日、スペインのバルセロナ・カタルニアサーキットでMotoGPクラスのオフィシャルテストが実施された。テストは午前10時より午後6時まで行なわれ、ミシュランが持ち込んだタイヤのテスト、マシンの新パーツやセットアップのテストに取り組んだ。
トップタイムを記録したのはカル・クロッチロウ(LCRホンダ)。クロッチロウはトータル73周を回り、終了4分前の72周目に1分43秒963のファステストラップを記録し、トップでテストを終えた。
午後2時すぎに1分44秒202を記録してリーダーボードのトップに立っていたホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)はトータル49周を回って2番手に。午前10時のテスト開始直後からコースインし、走行開始9周目に1分44秒310を記録してロレンソに逆転されるまでトップに立っていたマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が3番手となった。ビニャーレスはトータル65周を記録。
4番手に36周を回って1分44秒390を記録したアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、5番手に64を回って1分44秒717を記録したアレイシ・エスパロガロ(スズキ)が続き、エクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が75周を回って、1分44秒889で6番手、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が55周を回って1分44秒968で7番手となった。
マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は新型シャーシ、排気系のニューパーツを試しながらトータル77周を回り、1分45秒029で8番手に。9番手に1分45秒328でスコット・レディング(プラマック)、10番手に1分45秒379でダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が続いた。
前日のレースのウイナー、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)は午後3時前にコースインを開始、42周を回り、1分45秒454で11番手。ブラドリー・スミス(モンスター・ヤマハ・テック3)が最多周回となる88周を回り、1分45秒670で12番手、ポル・エスパロガロ(モンスター・ヤマハ・テック3)が1分45秒835で13番手に、アルバロ・バウティスタ(アプリリア)は1分46秒338で14番手、ダニロ・ペトルッチ(プラマック)は1分46秒515で15番手の順で続いた。
ステファン・ブラドル(アプリリア)は1分46秒524で16番手、カタルニアGP用に用意されていたスペシャルカラーのカウルで走行したジャック・ミラー(マークVDS)は1分47秒005で17番手、ティト・ラバット(マークVDS)トータル16周に留まり、1分47秒481で18番手となった。