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『グランド・イリュージョン』プレミアでJ・アイゼンバーグ、D・ラドクリフらが日本へメッセージ

2016年06月07日 19:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』ワールドプレミアの様子

 9月1日に日本公開される『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』のワールドプレミアが、現地時間6月6日、アメリカ・ニューヨークのAMC リンカーン・スクエアにて行われ、ジェシー・アイゼンバーグやダニエル・ラドクリフらが集結した。


参考:D・ラドクリフが“マジック”を全否定!? 『グランド・イリュージョン』続編、第2弾特報公開


 本作は、2013年に公開された映画『グランド・イリュージョン』の続編となるクライム・アクション。華麗なイリュージョンで不正に搾取された金を奪い、世間に還元する4人のイリュージョニスト集団“フォー・ホースメン”と天才エンジニア、ウォルター・メイブリーの攻防を描く。


 レッドカーペットには、ジェシー・アイゼンバーグ、ダニエル・ラドクリフ、マーク・ラファロ、モーガン・フリーマン、デイヴ・フランコ、リジー・キャプランらキャスト陣に加え、メガホンを取ったジョン・M・チュウ監督、プロデューサーのデヴィッド・カッパーフィールドらが登場。


 本作の主演で“フォー・ホースメン”のメンバー、ダニエル役のアイゼンバーグは、「ぜひ日本に行けるといいな。以前行った時にはあちこち回ったよ。日本は大好きな国なんだ」と、日本への思いを語りながら、「この映画で、僕のキャラクターは実際に雨を空中で止めるんだ。あれは今まで映画でやった中でも最も面白いものだったと思う。あのシーンをやるのは最高に気に入っているよ。映画では、実際で見るよりも、さらに美しく見える」と、お気に入りのシーンを告白。


 “フォー・ホースメン”の宿敵となる“科学の天才”ウォルター役のラドクリフは、「ハロー、日本の皆さん! 日本が大好きだから、また必ず行きたいと思ってるよ。最初に日本に行ったのは12歳の時だった。それ以来、ずっと応援してくれてとても感謝しているんだ。本当にありがとう!」と、日本のファンに向けてコメント。さらに、「最近、村上春樹をたくさん読んでて、去年の夏、彼の本を続けて4冊読んだんだ。彼の虜になっているよ。だから日本に戻らなきゃね」と、村上春樹の作品にハマっていることを明かした。


 裏の顔を持つFBI捜査官・ディラン役のマーク・ラファロは、「オヤスミナサーイ! タイヘン美味シカッタデス! ドウモアリガトウ!」と日本語を披露。自信が演じた役柄については、「今回のディランは前作とは違ってダマされる側だ。そして彼の自分探しの部分もある。マジックを進化させてアクションも披露している。そのシーンはジャッキー・チェンのアクションのオマージュにもなっているんだ」と、ジャッキー・チェンのアクションへのオマージュシーンがあることに触れた。


 製作とイリュージョン監修を務めたマジシャンのカッパーフィールドは、「雨のイリュージョンは実際に再現可能だ。僕たちは、あのトリックが大好きだ。あなたでもできる。練習さえすればね」と、自信たっぷりに語り、メガホンを取ったチュウ監督は日本のファンに向けて、「日本が大好きで数年前に訪れた事もあるよ! ぜひ劇場で『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』を観て下さい」とコメントを残した。(リアルサウンド編集部)