トップへ

ドリーが“顔出しNGの歌姫”に!? 『ファインディング・ドリー』、シーアとのコラボ画像公開

2016年06月06日 21:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ファインディング・ドリー』(c)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 7月16日に公開されるディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』より、“シーア風ドリー”の画像が公開された。


参考:さかなクン、『ファインディング・ドリー』海洋生物監修&マンボウ役声優に決定


 本作は、第76回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『ファインディング・ニモ』の続編。忘れんぼうのドリーが“家族の思い出”を探すために、仲間たちとともに“人間の世界”に飛びだし、ドリーの家族の秘密を巡る冒険を描いたファンタジー。


 本作のエンドソングには、リアーナやビヨンセらのヒットソングを手掛け、2014年にリリースした自身のシングル『シャンデリア』では第57回グラミー賞で主要2部門を含む4部門にノミネートされた“顔出しNGの歌姫”シーアが唄う「アンフォゲッタブル」が起用されている。「アンフォゲッタブル」は、忘れんぼうのドリーが、ただひとつ“忘れられなかった思い出”を探して冒険するというストーリーにかけて選ばれた楽曲。ジャズシンガーのナット・キング・コールが唄ったことで世界的に有名となり、彼の実娘ナタリー・コールが亡父の音源とコラボし、1992年の第34回グラミー賞最優秀レコード賞に輝いている。


 アンドリュー・スタントン監督の熱烈なオファーにより抜擢されたシーアは、「私はドリーの物語を聞くと涙が出てしまうの」と、忘れんぼうのドリーが離れ離れになってしまった家族に会いたいと願う気持ちに共感した。


 このたび公開された画像は、ドリーとシーアがタッグを組んだもの。黒髪と金髪が半々に分かれた髪型は、顔を見せないというポリシーを持つシーアのトレードマーク。ドリーもシーアのウィッグをつけて目を隠し、口しか見えない風貌に変身している。ディズニー/ピクサーでは異例のキャラクターと実在の人物がタッグを組んだ特別なビジュアルが制作された。


 スタントン監督は、シーアが唄う「アンフォゲッタブル」について、「『ファインディング・ニモ』でロビー・ウィリアムズが、名曲に彼の持つ独特なヒネリを利かせたのと同じように、シーアもナット・キング・コールが歌った名曲「アンフォゲッタブル」の魂に溢れた本質を捉えているよ。この名曲をしっかりと彼女のモノにしていて最高さ!」と大絶賛しながら、「シーアとドリーは完璧にお互いを引き立て合っているね。これ以上ないほど大満足だよ」と、ドリーの物語との親和性を語っている。(リアルサウンド編集部)