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メルセデス「SLC」が日本デビュー。コンパクトオープンが新たな世代に進化

2016年06月06日 19:41  AUTOSPORT web

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メルセデス・ベンツSLC 300
1996年に登場した初代SLKから数えて4世代目となる、メルセデスの最小スポーツカーが、名称も新たにSLCとしてデビュー。誕生から20周年の節目に、車名をメルセデス製ロードスター固有の「SL」に、S、E、C、等の車格を表すアルファベットから最小の「C」を組み合わせたネーミングとなった。

 ラインナップには、156PSを発生する1.6リッター直4直噴ターボエンジン搭載のSLC180とSLC180スポーツ。184PSの2リッター直4直噴ターボ搭載のSLC200スポーツ、さらにメルセデスAMGが専用開発した367PS発生の3リッターV6ツインターボを搭載するSLC43AMGが用意される。

 全世代を通じて全天候型のハードルーフを採用しながら、電動折りたたみ機構を用いて、時速40km/hまでの走行中なら約20秒でオープンエアモータリングを味わえる点は大きな魅力。さらに今回の新型では、2リッター直噴ターボモデルのSLC200以上で、ルーフトップのガラスルーフの光透過率を可変させる「マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ」をオプション設定(AMGモデルは標準)。クリアモード、ダークモードはボタンひとつで変更可能なほか、紫外線や赤外線はクリアモードでも十分に遮断される性能を持つ。

 メルセデスにはお馴染みとなった可変走行モードの「ダイナミックセレクト」も全車に装備され、Eco、Comfort、Sport、Sport+、Individualの5モードが選択可能。さらにSLC200スポーツ以上では、車速やアクセル開度などに応じて排気管内のフラップを制御し、力強い排気音を奏でる「スポーツサウンドエグゾーストシステム」を備える。

 トランスミッションは全車最新の9速ATである「9Gトロニック」となるが、先代モデルにも設定されたMTグレードの導入にも期待したいところだ。

メーカー希望小売価格は以下の通り。
モデル:SLC 180
ステアリング:右
エンジン:1.6L直4直噴ターボ
メーカー希望小売価格( )内は消費税抜き価格:¥5,300,000(¥4,907,408)

モデル:SLC 180 Sports
ステアリング:右
エンジン:1.6L直4直噴ターボ
メーカー希望小売価格( )内は消費税抜き価格:¥5,900,000(¥5,462,963)

モデル:SLC 200 Sports
ステアリング:右
エンジン:2.0L直4直噴ターボ
メーカー希望小売価格( )内は消費税抜き価格:¥6,850,000(¥6,342,593)

モデル:メルセデスAMG SLC 43
ステアリング:左/右
エンジン:3.0L V6直噴ツインターボ
メーカー希望小売価格( )内は消費税抜き価格:¥9,700,000(¥8,981,482)