MotoGPを運営するドルナスポーツは、Moto2ライダーのルイス・サロムが亡くなったことを受け、カタルニア・サーキットのレイアウトを一部変更して第7戦を行うことを明らかにした。
3日に開幕したMotoGP第7戦カタルニアGPで、Moto2クラスのフリー走行2回目に臨んでいたスペイン人ライダーのサロムが12コーナーで転倒。ウォールにクラッシュしたサロムはすぐに病院に搬送されたが、現地時間の16時55分(日本時間23時55分)に死亡が確認された。
ドルナは、サロムの家族が4日以降のイベント継続に同意したことを受け、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)やアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)ら多数のMotoGPライダーが出席した安全委員会で、最終セクターのコースレイアウトをF1仕様に変更することを決めた。F1仕様のレイアウトは、12コーナーから最終コーナーの間にシケインが設けられている。
また、今回のレイアウト変更に伴い、土曜朝に行われるフリー走行は、各クラスとも15分ほどセッション時間が追加されることになった。