BAD BRAINSのドキュメンタリー映画『バッド・ブレインズ/バンド・イン・DC』が、7月16日から東京・渋谷HUMAXシネマほか全国で順次公開される。
1976年にアメリカ・ワシントンDCで前身バンドが結成され、ジャズやフュージョンのバンドとしてスタートしたBAD BRAINS。Sex PistolsやThe Damnedなどのロンドンパンクの影響を受け、1978年にバンド名をBAD BRAINSに改めた。激しいライブによってワシントンのライブハウスから締め出されたというエピソードを持ち、レゲエの要素を取り入れたパンクサウンドで後のバンドにも影響を与えた。
『バッド・ブレインズ/バンド・イン・DC』は、2007年のツアーの模様を軸にバンドの歴史を辿るドキュメンタリー。映画『AMERICAN HARDCORE』を手掛けたポール・ラックマンから提供された1980年代のライブ映像も盛り込まれ、本編中にはBAD BRAINSの楽曲が45曲使用されている。
作中にはBAD BRAINSのメンバーに加え、ヘンリー・ロリンズ(ex.BLACK FLAG、ex.Rollins Band)、イアン・マッケイ(ex.Fugazi、ex.MINOR THREAT)、BEASTIE BOYS、デイヴ・グロール(FOO FIGHTERS)、アンソニー・キーディス(RED HOT CHILI PEPPERS)、ドン・レッツらも登場。
監督はRAMONESのトリビュートライブの模様を収めたドキュメンタリー映画『TOO TOUGH TO DIE』のマンディ・スタイン。製作・編集は『悪魔とダニエル・ジョンストン』のタイラー・ハビーが担当している。