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ホンダWTCC、フロアの規定違反の裁定に控訴

2016年06月02日 23:31  AUTOSPORT web

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ホンダ・シビックWTCC
FIA 世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦するホンダは、2戦のリザルト除外という規定違反の裁定について、正式に控訴したことを明らかにした。

 ホンダは、先日シリーズ第5戦が開催されたニュルブルクリンクで、シビックWTCCのフラット・フロアがレギュレーション違反であるとの裁定を受け、ハンガリーとモロッコのリザルトを除外された。

 この裁定を不服としたホンダは、即日声明を発表。フラット・フロアは、現行のレギュレーションに完全に準拠していると主張し、控訴する意向を明らかにした。

 控訴の申請は、公式通知から1時間以内の提出が求められているが、チームをオペレートするJASモータースポーツは、その日の夕方に控訴を申請。現在は、ヒアリングの日時を待っている。なお、4台目のシビック・WTCCを走らせるゼングー・モータースポーツが控訴したかは明らかになっていない。

 ホンダはこの件に対して無実を主張しているが、週末のニュルブルクリンクでは旧スペックのフロアに戻している。チームは同イベントで、ノルベルト・ミケリスが2レースとも表彰台を獲得。リバースグリッドのオープニングレースをポールポジションからスタートしたティアゴ・モンテイロも最終ラップのセクター3までレースをリードしていた。