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法改正を求めるLGBT女性たちの闘いを描く『ハンズ・オブ・ラヴ』特報映像公開

2016年06月02日 16:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved.

 ジュリアン・ムーア主演作『Freeheld』が邦題『ハンズ・オブ・ラヴ』として11月26日に日本公開されることが決定し、あわせて特報映像も公開された。


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 本作は、『アリスのままで』で第87回アカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアと『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジが共演する実話を基にしたヒューマンドラマ。余命半年と宣言されたベテラン刑事のローレル(ジュリアン・ムーア)は、恋人であるステイシー(エレン・ペイジ)のために遺族年金を残そうとするも、同性のパートナーという理由から法的な権利が認められなかった。年齢も、取り巻く環境も異なる女性同士が恋に落ち、闘病生活を送りながらも遺族年金制度の改正を求め闘う姿を描いていく。


 第80回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した『Freeheld』を題材に、『キミに逢えたら!』のピーター・ソレットがメガホンを取った本作。法の改正に奮闘する主人公らを支えるキャストとして、ローレルの同僚刑事で相棒のデイン役を『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家役を『フォックスキャッチャー』のスティーブ・カレルがそれぞれ演じている。


 この度公開された特報では、主題歌であるマイリー・サイラスの「ハンズ・オブ・ラヴ」にあわせて、ローレルが病に冒されながらも、平等を求めて訴えるシーンが映し出されていく。(リアルサウンド編集部)