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職場で流れる有線放送のJ-POPチャンネルがウザすぎる! AKBやEXILEの無限ループに困惑

2016年06月02日 13:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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職場によっては、絶えず有線放送から音楽が流れているところがある。僕が10年前、アルバイトで勤務していたレンタルビデオ店では、当時最新のJ-POPが延々とリピートされていた。

深夜遅くのレンタル店なんて客も来ないので発注した商品の登録なんかをやってたんだけど、そういうときはこの音が邪魔で仕方なかった。

「ガールズちゃんねる」でも先日、「職場で有線流れてる方」と題したトピックが立っていた、トピ主は「何の曲がかかってますか?」と質問しているんだけど、この話題に色々なコメントがついているので、ちょっと紹介していきたい。(文:松本ミゾレ)

ジャンルによっては作業効率アップとリラックス効果が見込める?

音楽には色んなジャンルがある。有線の場合、最新の洋楽、邦楽だけじゃなく、ヒーリングミュージックや民謡など、色んなチャンネルがある。

J-POPだけ聴いてると発狂しそうになるけど、いつもと違うジャンルをかけると結構楽しかったし、作業にも集中できた覚えがある。トピックにも、僕の抱いたこの感想に近しい声がある。いくつか見ていただきたい。

「閉店後にヒーリングミュージックかけながら片付けしてます。気持ちがリラックスする」
「オルゴール。癒される」

定番のJ-POP以外のチャンネルを選ぶことで、仕事中にリラックスする効果を実感する人もいるようだ。病院や介護施設などでは、患者や入所者にリラックスしてもらえるようクラシックやジャズ、オルゴールのチャンネルを流していることが多い。

好きでもない曲をカラオケで歌えそうになるくらい聴かされる苦痛

音楽のもたらす力は、良い方にも悪い方にも影響する。有線には心を落ち着かせたり、集中するために選ばれるチャンネルがある一方で、敬遠されているのがJ-POPだ。

「邦楽ポップ。何回も回ると飽きてくる。パーフェクトヒューマンいらねー。なんか腹立つのは何故?」
「AKBとかアイドル系の曲流れるとイライラする。下手だしキンキンうるさい」
「コンビニで働いている時にきゃりーぱみゅぱみゅや AKBグループがずっと流れてて嫌になった」

ガールズちゃんねるでもJ-POPチャンネルに対しては割と辛辣な声が目立つ。

冒頭で書いているように、僕もこれがウザかった。10年前からAKBやらEXILEやらの楽曲は流れてたけど、作業中にあんなのばかり聴いてると本当に頭がおかしくなりそうだ。しかも無駄に歌詞が暗記できるぐらい流れるし、カラオケでフルコーラス歌えてしまうようになった自分のことも嫌いになりそうだった。

僕は了見が狭いし神経質なタイプだ。日々の原稿を書いているときだって、無音の環境じゃないと捗らない。J-POPの流れている環境で執筆作業をしろって言われたら閉口してしまうだろう。

同じことは、誰にだってある程度当てはまるんじゃないだろうか?いくら普段からアイドルやオラついた楽曲を聴いているというタイプでも、仕事で集中する局面では「うっせえんだよ!」と思うはずだ。「いや、別に俺は気にならないっすね」とか言っちゃう奴はそもそも集中力という概念がないだけだ。

ここまで書いていて思い出した。先日カフェに入ったら、そこでオシャレな飲み物を脇に置いて、Mac広げて何やら作業している、「私仕事してますアピール」女子を見た。

店内では邦楽のやかましいのが流れていて、混雑しているので話し声もする。そんな中でノロノロとしたタイピングでMacをいじっていたこの女子だって、無音の環境ではもっと作業効率はアップするはずだ。

仕事の質というものは、周辺環境にもある程度依存する。そしてこの周辺環境には、音楽のジャンルも大いに関与しているだろう。しっかり仕事に集中したいタイプの人からすると、職場の有線から日々最新のJ-POPが流れているという環境は地獄だろう。

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