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JUMP、キスマイ、セクゾ……世間とファンでは“メンバーのイメージ”こんなに違う!?

2016年06月02日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)タナカケンイチ

 ドラマ、バラエティ、映画、雑誌…。様々な場所で活躍をし、世間に広く認知されているジャニーズメンバーたち。しかし、世間で認識されているイメージと、ジャニーズファンの間で広まっているイメージには、少々ギャップがあると思う。そこで今回は、“素”を知れば知るほど違う魅力を感じることができるメンバーのキャラクターをご紹介したいと思う。


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<Hey! Say! JUMP 岡本圭人>


 Hey! Say! JUMPといえば、山田涼介や伊野尾慧にスポットが当たりがちだ。メンバーの岡本圭人は現在出演しているレギュラー番組やドラマ、映画がないため、他のメンバーより認知度は低いかもしれないが、実はHey! Say! JUMPにとって欠かせない存在なのだ。岡本は、上智大学国際教養学部の一般試験に合格するほどの“デキる男”でありながら、そのポンコツキャラクターからHey! Say! JUMPのいじられキャラになっている。お好み焼きを食べに行った際に青のりをバジルと勘違いし、メンバーから散々ネタにされるというエピソードもあるほど。コンサートのMCでも、メンバーから愛のあるいじりをされていることも珍しくない。中でも山田はプライベートでも仲が良く、「圭人はぬいぐるみみたいな存在」と癒やしを感じている様子。個性豊かなキャラクターが集まっているHey! Say! JUMPのバランサーである岡本は、メンバーからもファンからも必要とされる存在なのである。


<Kis-My-Ft2 千賀健永・宮田俊哉・横尾渉・二階堂高嗣(舞祭組)>


 グループ内格差が話題になっていたKis-My-Ft2。ドラマや映画、バラエティなどに頻繁に出演している北山宏光・藤ヶ谷太輔・玉森裕太の3人が目立ちがちではあるが、実は舞祭組の4人がグループを盛り上げている感は否めない。千賀は天然のボンボンキャラ、宮田はいじられキャラかつ玉森の彼女的存在、横尾はみんなのお母さんキャラ、二階堂は末っ子のムードメーカーと、それぞれキャラクターが立っているのだ。ラジオやライブのMCなどでもこの4人の発言は多く、宮田いじりで話が盛り上がったり、二階堂の自由奔放っぷりが中心となって進行するシーンが良く見られる。4人が話題の中心となり、藤ヶ谷・玉森がほとんど話さないこともあるのだ。北山・藤ヶ谷・玉森の絶対的アイドル感も然ることながら、この4人のキャラがあってこそKis-My-Ft2というグループに個性が生まれているのではないだろうか。


<Sexy Zone 佐藤勝利>


 非の打ち所のないパーフェクトフェイスの持ち主で、社長のジャニー喜多川氏の“スペオキ(=スペシャルお気に入り)”とも言われている、佐藤勝利。歌番組ではキラキラ眩しい完璧な王子様像を見せており、王子キャラがウリのメンバー・中島健人にも引けをとらないほどである。しかし、ライブのMCやバラエティ番組を見ると、鋭いツッコミ役であることが分かる。中島健人や菊池風磨はボケ発言を連発するし、松島聡とマリウス葉は天然発言で意図せず笑いを生み出しており、Sexy Zoneは佐藤以外全員がボケ担当。佐藤はそれらを丁寧に拾い、的確なツッコミを入れている。佐藤がいなければSexy Zoneのトークは回らないと言っても良いほどである。また、相手を「お前」と呼んだり、「相手の困った顔が好き」と発言するなど、たまに見せるドSな部分も、彼の容姿からは想像しがたい意外な要素である。パフォーマンスだけでは分からない佐藤の性格が、ファンの心をさらに掴んでいるのだと思う。


 深く入り込むほど、新しい一面を見せてくれるジャニーズメンバーたち。次々に知らない部分を発見できることこそ、ジャニーズの面白さなのかもしれない。他にもギャップを持つメンバーは多々存在する。ぜひ、彼らの新しい魅力を掘り下げていってみてほしい。(高橋梓)