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ウェス・クレイヴンによる最後のホラー・プロジェクト『スクリーム・ガールズ』日本公開へ

2016年06月01日 17:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『スクリーム・ガールズ~最後の絶叫~』(c)2014 HIGHLAND FILM GROUP, All rights reserved.

 2015年8月30日に逝去したウェス・クレイヴン最後のプロジェクト「THE GIRL IN THE PHOTOGRAPHS」が、『スクリーム・ガールズ~最後の絶叫~』の邦題で、7月9日よりシネマート新宿にて公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルが公開された。


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 本作は、『スクリーム』シリーズ、『エルム街の悪夢』シリーズを手がけたクレイヴンが、製作総指揮を務めた最後のプロジェクト。若く美しい女性コリーンが、連続猟奇殺人事件の殺人鬼に執拗につけ狙われ、次第に現実と虚実の境目が曖昧になる模様を描く。


 『ピラミッドの呪い』で脚本を務めたニック・サイモン監督がメガホンを取り、『スーパーマン リターンズ』のカル・ペン、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』のクローディア・リー、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』のケニー・ウォーマルド、『ブラック・スワン』のトビー・ヘミングウェイらが出演する。本作は、2015年トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネスでワールド・プレミア上映され、2015年のトリノ国際映画祭や、シッチェス・カタロニア国際映画祭、スクリーム・フェスト・ホラー映画祭に正式出品された。


 このたび公開されたポスタービジュアルでは、「この写真に残された“最後の絶叫”に戦慄せよ」のコピーとともに、不気味なマスクを被った殺人鬼がカメラを構える姿が捉えられている。


■ウェス・クレイヴンのコメント


脚本を読んだ段階で作品の成功を知ることがある。この作品がそうだった。
脚本の第一稿から最終編集に至るまで、今作の監督ニック・サイモンは観客に問いかける“いつストーリーの真実を明かそうか?”とね。
ニックがWGA(全米脚本家組合)で私のコースを受講してから彼の才能に注目していた。彼と一緒にプロジェストを進めることができて光栄だったよ。(リアルサウンド編集部)