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“Amazonプライム・ビデオ”日本オリジナル作品発表会にディーン・フジオカ、池田エライザら登壇

2016年06月01日 16:51  リアルサウンド

リアルサウンド

“Amazonプライム・ビデオ”記者発表会の現場写真

 アマゾンジャパンが、動画配信サービス“Amazonプライム・ビデオ”で配信される日本オリジナル作品の記者発表会を、5月31日に都内で行った。


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 “Amazonプライム・ビデオ”は、Amazonプライム会員(年間3900円)向けに提供される、国内外の映画やテレビ番組、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなどが見放題になるサービス。記者会見では、『はぴまり~Happy Marriage!?~』『宇宙の仕事』などのドラマ作品をはじめ、『Invisible TOKYO』『HITOSI MATUMOTO presents ドキュメンタル』『内村さまぁ~ず SECOND』などのドキュメンタリー/バラエティ作品、全12作品が発表された。


 記者会見にはジャズパー・チャン(Amazon合同会社 代表取締役)、ロイ・プライス(Amazon スタジオ代表)、ジェームズ・ファレル(Amazon合同会社 プライム・ビデオ・コンテンツ事業本部長 アジア・パシフィック リージョナルヘッド)が登壇し、ゲストとしてディーン・フジオカ、清野菜名、小室哲哉、池田エライザらが登場した。


 初めに登壇したジャスパー・チャンは挨拶と共に「アマゾンプライムでしか見られない日本のオリジナルコンテンツを強化していきます」と今後の方針を説明し、続けてロイ・プライスがAmazon Studioの概要やAmzonオリジナル作品について紹介した。そして、ジェームズ・ファレルのプレゼンテーションにより、すでに配信中の作品を含め、今後配信が予定されている日本のオリジナルコンテンツ20タイトルのうち12タイトルが発表された。


 まずはキッズ向け作品として、シーズン2の制作が発表された『仮面ライダーアマゾンズ』、ウルトラマンシリーズ最新作のスピンオフ『ウルトラマンオーブ(スピンオフ作品)』が紹介され、舞台には『仮面ライダーアマゾンズ』より主人公の仮面ライダーアマゾンオメガ、仮面ライダーアマゾンアルファが登場した。


 続いてバラエティ作品が発表され、内村光良と人気お笑いコンビ・さまぁ~ずが出演する『内村さまぁ~ず SECOND』、ホンジャマカ・石塚英彦による日本酒紀行『酒と肴と石塚英彦』、ダウンタウン・松本人志のオリジナルバラエティ『HITOSI MATUMOTO presents ドキュメンタル』のタイトルが挙がった。会場では、世界配信が発表された『内村さまぁ~ずSECOND』から内村光良、三村マサカズ、大竹一樹、『酒と肴と石塚英彦』から石塚英彦のコメント動画がそれぞれ公開され、内村は「(世界配信されるなら)ちゃんとやっとけばよかった。悔やんでも悔やみきれないが前に進むのみです」とコメントし、石塚は「日本の美味しい酒と肴をみなさんに届けたい。“まいうー”でどこまで表現できるか楽しみにしていてください」と番組への意気込みを語った。


 ドキュメンタリー作品として発表されたのは、女優・常盤貴子のナレーションで日本の文化を紹介する『PRIME JAPAN 日本のこころに出会う』、楽園写真家・三好和義が世界の楽園を巡る『RAKUEN 三好和義と巡る楽園の旅』、東京の「今」を牽引する文化の発信者を映し出す『Invisible TOKYO』の3本。『Invisible TOKYO』からは、ゲストとして小室哲哉らが登場した。小室は「撮影中にずっと堅い話をしていたので、エンタテイメントになっているか不安です。撮影は非常に楽しく、改めて東京を違う視点から見ることができた」と語り、池田エライザは「普段プライドが邪魔して言えなかったことなど、(自分の)リアルな部分を発信した感覚に近い。同世代の方に寄り添える作品になったと思います」と振り返った。また、東京ガールズコレクションのチーフプロデューサーを務める村上範義は「小室哲哉さんと池田エライザさんが、何時間も対話しているような感覚で撮影されている。日本を代表するコンテンツであるガールズ文化の“今”を深く楽しんでもらえると思います」とコメントした。


 最後にドラマ作品の発表へと移り、ディーン・フジオカと清野菜名のラブコメディ『はぴまり~Happy Marriage!?~』、本格テニス漫画の実写化『ベイビーステップ』、福田雄一監督作『宇宙の仕事』、ローマへ派遣された若者の軌跡を描く歴史ドラマ『MAGI 天性少年使節と世界帝国』の4作品が紹介された。『はぴまり~Happy Marriage!?~』から、ディーン・フジオカ、清野菜名らがゲスト登壇。傲慢で自分勝手な主人公・間宮北斗を演じるディーンは「Amazonプライム・ビデオの日本初の作品に出演できたことはとても光栄なこと。新しいエンターテイメントの形に関わることができて嬉しい」と述べ、ヒロイン・小鳥遊千和役の清野は「(劇中で)高価な指輪をさせていただいていているので、撮影中になくさないかヒヤヒヤしていました。あと、撮影期間中にディーンさんがバナナをいつもくれたおかげで、苦手だったバナナを克服することができました(笑)」と撮影時のエピソードを語った。また、55歳の社長秘書役を演じる藤原紀香は「10歳年上の役を演じるのは初めての挑戦でした。でも、ことわざ好きであったり、昔の言葉をよく話す昭和バンザイみたいなキャラクターで、楽しく演じることができました」と述べ、北斗の祖父役を演じる小野武彦は「物語が進むにつれて心を寄せ合わせていくプロセスが本当に自然で、ふたりを応援したくなる。ふたりに訪れる様々な障害には、サスペンス要素も含まれているので、そこも楽しんでいただきたい」とそれぞれコメントした。


 今回発表された日本オリジナルコンテンツ以外にも、ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門の作品賞を受賞した『トランスペアレント』(2015年受賞)や『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』(2016年受賞)など、海外オリジナルコンテンツも配信されている。今回公開された作品の詳細はAmazon公式サイトで確認できる。(リアルサウンド編集部)