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カナダGP 22人のタイヤ選択。マクラーレンはUS最少。2種類のみの初のパターン登場

2016年06月01日 15:21  AUTOSPORT web

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2015年カナダGPスタート
F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、第7戦カナダGPにおける各ドライバーのタイヤ選択を発表した。

 今年はピレリが各グランプリに3種類のドライコンパウンドを選び、週末に使用できるドライタイヤ13セットのうち決勝用に2セット、予選Q3用として1セットのコンパウンドが指定されるものの、残りの10セットに関してはドライバーごとにコンパウンドの割り振りを決めることができる。

 カナダGPのためにピレリが選択したのはイエロー・ソフト、レッド・スーパーソフト、そして今年初めて導入されたパープル・ウルトラソフトという、モナコと同じ組み合わせ。

 決勝用にキープしておかなければならないのはソフト2セット、Q3用タイヤはウルトラソフト1セットとなっている。

■2種類のみ選択のチームが初登場

 3種のタイヤが持ち込まれるようになって以来初めて、2種類のタイヤしか選ばないチームが現れた。それはルノーとハースで、共にスーパーソフトを1セットも選択していない。ただしソフトとウルトラソフトの配分は異なり、ルノーのウルトラソフト8セットに対し、ハースは10セットと、他より圧倒的に多い数を選んでいる。

 トップチームに関しては、メルセデス、フェラーリ、レッドブルはすべて異なる配分を選んだ。3チームとも、ウルトラソフトの配分を最も多くしているが、メルセデスの8セットに対してフェラーリとレッドブルは7セット。ソフトに関してはレッドブルのみが4セット選択した。

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは、ソフト3、スーパーソフト4、ウルトラソフト6と、全チーム中、ウルトラソフトが最も少ない組み合わせを選んでいる。

 なお、チームメイト同士で配分が異なっているのは、ウイリアムズのみだった。

 カナダGPは6月10日から12日に開催される。