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「エビカニクス」で話題のケロポンズ『スッキリ!!』生出演 “保育界のアイドル”がお茶の間へ

2016年06月01日 12:31  リアルサウンド

リアルサウンド

ケロポンズ『おどってあそぼう!!ケロポンズBEST』

 本日6月1日放送の『スッキリ!!』(日本テレビ系)に、ケロポンズが出演。スタジオで生パフォーマンスを披露した。


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 ケロポンズは、1999年に結成された二人組ユニット。“ケロ”こと増田裕子は国立音楽大学を首席で卒業し、アニメ『ちびまるこちゃん』でおなじみの声優TARAKOのバンドでキーボード・作曲を担当、バンド「トラや帽子店」などで音楽活動を行ってきた。一方、“ポン”こと平田明子は、巨漢コーラスグループ「モーモーズ」の元メンバー。それぞれ異なった道を歩んできた二人が活動をスタートするきっかけとなったのが、幼稚園と保育園での職務経歴。リアルな教育現場で子どもたちとふれあった経験だったという。


 その経験を生かし、ケロポンズは子ども向けの楽曲を多数制作。これまで作詞・作曲・ダンスを手がけてきた楽曲は1000曲以上にのぼる。代表曲「エビカニクス」は15年前にレコーディングされた楽曲で、4年前にYouTubeで公開。これをきっかけに人気に火がつき、「エビカニクス」の動画再生回数は1200万回を突破した。覚えやすいメロディと歌詞のリフレイン、真似したくなるようなダンスが全国で話題を呼び、「エビカニクス」を日常的におゆうぎの時間などに取り入れる幼稚園や保育園はとても多いそう。


 番組内の紹介VTRで行っていた街頭インタビューでは、「エビカニクス」のワードが出るとその場で歌い出す人も。親子連れの認知度は100パーセント。まさに、“保育界のアイドル”という存在なのだ。


 ケロポンズは各種イベントにも積極的に参加し、親子連れの参加者が多い『FUJI ROCK FESTIVAL』にも3年連続で出演。年間100本以上のステージで、歌や踊りの楽しさを伝える活動を行っている。


 ケロが番組内で「シンプルに自分たちがいちばん面白いことをやっている」と語っていたとおり、彼女たちのパフォーマンスは底抜けに元気で明るい。朝からパフォーマンスを見て元気をもらった視聴者も多いのではないだろうか。芸歴17年の彼女たちは、今年7月についにメジャーデビューを果たす。これを機に、ケロポンズの楽曲は「国民的ソング」への歩みを進めるか。今後の活躍からも目が離せない。(久蔵千恵)