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BOOM BOOM SATELLITESが活動終了、川島道行の後遺症のため

2016年06月01日 10:50  CINRA.NET

CINRA.NET

BOOM BOOM SATELLITES
BOOM BOOM SATELLITESが活動を終了することがわかった。

川島道行(Vo,Gt)の脳腫瘍が2015年に再発したことを受けて、ライブ活動を休止していたBOOM BOOM SATELLITES。

彼らのオフィシャルサイトで中野雅之(Ba)は、6月22日にリリースされる新作EP『LAY YOUR HANDS ON ME』が、BOOM BOOM SATELLITESとして最後の作品になることと共に、理由が川島の脳腫瘍による麻痺などの後遺症であることを明かしている。

川島の近況については、「現在、川島道行はミュージシャンとしての役割を終えて家族と共に穏やかな毎日を過ごしています。言葉はゆっくりですが話せます。手足は不自由になってきて車椅子を使う機会も増えました。正確な意思の疎通が難しいので、今彼が何を考えて何を思って毎日を過ごしているのか、僕でも少し理解しきれない時があります。しかし、この作品を作りきった充実感や達成感は感じていると思います」と綴っている。

BOOM BOOM SATELLITESの活動終了については、「川島くんと一緒に数え切れないほどの景色を見てきました。何を思い返しても簡単な事は無かった。思いのままジタバタして、もがいて、駆け抜けてきました。振り返るとどれも素晴らしく、誇らしく、思い出達はキラキラと輝いています」と想いを明かしている。

BOOM BOOM SATELLITESは、1969年生まれの川島と1971年生まれの中野によって1990年に結成。1997年にベルギーのR&S Recordsからデビューし、その後は国内外を舞台に活動した。