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EXILE ATSUSHI、新プロジェクト“LIVING ROOM” ファンとのふれあい大切にする場に?

2016年06月01日 10:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『週刊EXILE』番組公式サイト

 EXILEの枠を飛び出し、活動の幅を広げるEXILE ATSUSHI。今年に入り、ソロ活動も順調だ。5月28日・29日には、京セラドーム大阪にてソロコンサートツアー『EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2016 "IT'S SHOW TIME!!"』がスタート。今後ナゴヤドーム、福岡ヤフオク!ドーム、西武プリンスドーム、札幌ドームを回る予定である。さらに東京ドームでの追加公演も決定し、ソロアーティストとして史上初のドームツアーを敢行するという快挙を遂げている。


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 そんなソロ活動の一環として、今年から始動する新プロジェクト『EXILE ATSUSHI LIVE & TALK SHOW "LIVING ROOM"』が、4月27日に石垣市民会館にてスタートした。発表されていることは「歌とトークでおもてなしをする」ということだけのこのプロジェクトだが、石垣島でのプロジェクトの様子とATSUSHIの思いが5月30日放送の『週刊EXILE』(TBS系)にて放送された。


 まず、このプロジェクトの在り方についてATSUSHIのコメントが放送された。「LIVING ROOMというその名の通り、お客様に僕の家のリビングに来たぐらい肩の力を抜いて、音楽あり・トークありで楽しんでいただければなということで、この企画を立ち上げさせていただきました」。さらに、どんな内容になるのかについても言及。「今まで披露したことのあるカバーソングとか、初めてカバーする曲もありますし。それからEXILEの曲、ソロの曲も。EXILE ATSUSHIではあるかもしれないんですけれども、ちょっと歌とか歌ってくれるお兄さん的な感じで楽しんでもらえたら嬉しいです」と、このプロジェクトに対する思いを語っていた。


 プロジェクトの内容は、まさにその通り。EXILEの曲はもちろん、「童神」などのカバー曲をソファーに座りながらゆったりと披露。さらに、ATSUSHI自身が現地で撮影した写真や、軽快なトークを織り交ぜながら進行し、会場が笑いに包まれるシーンもあった。その中でも特徴的だったのが、ファンとの交流である。EXILEとしての活動では実現しづらい、ファンをステージに上げて「WON'T BE LONG」をデュエットするというサービスの様子も放送された。どんどん大きくなっていくEXILEでの活動の傍ら、ATSUSHIはこういったファンとの交流を大切にしたく、『EXILE ATSUSHI LIVE & TALK SHOW "LIVING ROOM"』というプロジェクトをスタートさせたのかもしれない。実際、番組内ではライブ終了後にこんなコメントをしていた。「ファンに喜んでいただいたのが良かったかな。自分的にはもっともっとやるたびにちょっとクオリティを上げて、もっと良いショーにできるなという可能性も感じました」「自分の中では及第点だが、ファンが喜んでくれたからひとまず合格点」という旨のこのコメントには、ファン思いのATSUSHIが垣間見える。


 そして、最後はこんな言葉で締めくくっていた。「47都道府県考えても、あと46回は余裕でできますからね。プラス同じ県でも遠い所もたくさんありますし、まだまだこの旅は続いていきます」。『EXILE ATSUSHI LIVE & TALK SHOW "LIVING ROOM"』は、ATSUSHIがライフワークにしたいと言っていたプロジェクトである。まだ公演日程が発表されていないことを見ると、ゆっくりATSUSHIのペースで全国を回り続けていくのだろうか。謎に包まれていたプロジェクトだが、ATSUSHIのファンに対する思いが見て取れ、つい顔がほころんでしまった。これからも変わらず、そのままのATSUSHIでいてほしい。(高橋梓)