本日6月1日は、「牛乳&チーズの日」です。……がしかし、語呂合わせというわけでもないので、正直あまりピンときませんね。
「牛乳の日」は、「世界牛乳の日」にちなんで日本酪農乳業協会(現Jミルク)が2007年に制定。一方「チーズの日」は、1841年(天保12年)の6月1日に国内初の写真が撮影されたことにちなみ、写真の日制定委員会が1951年に決めたのだそう。写真を撮る際の掛け声が「はい、チーズ」ということで、ダジャレ的な発想のようです。
それにしても、こんなに説明しないといけないなんて……! 分かりにくいなぁ、もう!!
さてさて、本日は牛乳とレモンを使ったチーズ作りに挑戦してみましょう。牛乳とチーズの日にぴったりの実験でしょ?
【牛乳にレモンを入れるとチーズができる!】
みんな大好きなチーズ、実はおうちでもカンタンにできるんです! ポッカレモンでおなじみの飲料・食品メーカー「ポッカ」のHPには、牛乳とレモンで作るカッテージチーズのレシピが掲載されているので、そちらを参考に作ってみることにしました。
【作り方】
「人肌程度に温めた牛乳3カップに、レモン果汁大さじ3を加えてしばらく置いてから、ザルにこす」という、なんともシンプルな手法です。
【変化の過程がとってもおもしろい!】
牛乳にレモン果汁を加えると、変化はすぐに訪れました。20~30分でモロモロした固まり(カードと呼ばれるチーズの原型)と液体(乳清)に分離する様子が見られます。
何もせずに放置しておくだけで、60分、90分ごとに変化していく様子がおもしろい! 時間とともに、チーズの固まりが増えてきます。
90分経ったところで、ザルにあけて、冷蔵庫で水気を切ることに。
半日ほど冷蔵庫に入れておいたら、クリームチーズのような固まりができました。
もしかしたら、水切り時間は30分ぐらいでもよかったかも……!
カッテージチーズ風に仕上がっています。ひとくちいただいてみると……この味わいは間違いなく、チーズ! 以前ご紹介した「自家製クリームチーズ」に近いイメージです。
我々日本人に不足しがちなカルシウムたっぷりの牛乳とチーズ。この機会に、おうちでチーズを手作りしてみてはいかがでしょう? できたてホヤホヤの美味しさを、みなさんもぜひ味わってみてね!
参照元:日本記念日協会、Pokka Sapporo、一般社団法人 Jミルク
調理・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch