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そごう・西武がカール・ラガーフェルドを起用 プライベートブランドのゲストデザイナーに

2016年06月01日 08:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

カール・ラガーフェルド
そごう・西武が、プライベートブランド「LIMITED EDITION(リミテッドエディション)」のゲストデザイナーとして、シャネル(CHANEL)」や「フェンディ(FENDI)」といったビッグメゾンを手がけるカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)を起用した。1年契約でウィメンズのウエアや雑貨を展開し、発売は9月が予定されている。

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 セブン&アイ・ホールディングスは、これまでも様々な著名クリエイターと組んだ自主開発のブランドや自主編集売り場を展開してきた。そごう・西武とイトーヨーカドーのプライベートブランド「セットプルミエ(SEPT PREMIERES)」では、デザイナーのジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)や高田賢三とのコラボレーションを発表。そごう・西武では佐藤オオキが率いるデザインオフィス「nendo(ネンド)」と連携し雑貨やプロダクトを開発してきた。
 価値や品質を重視するそごう・西武のプライベートブランド「リミテッドエディション」では、これまでもデザイナーの田山淳朗や島田順子とウエアコレクションの制作に取り組んできた。更にファッション性の向上を目指し、新たに世界的デザイナーのカール・ラガーフェルドを抜擢。「LIMITED EDITION by KARL LAGERFELD」のブランド名で2016年秋冬シーズンから展開を開始する。メインターゲットは30歳前後の女性で、1シーズン70~80型、構成比はウエアが6割と雑貨が4割。カールならではのツイードやボウタイ付きのブラウス、キルティングのバッグや雑貨、そしてカール自身や愛猫シュペットをキャラクター化してモチーフに取り入れるなど、エレガントな中にもFUN(楽しみ)の要素が特徴。ブラウスが8千円台、ツイードジャケットが3万円前後、バッグが1万円台~3万円台で、西武池袋本店やそごう横浜店などそごう・西武15店舗とショッピングサイト「e.デパート」で取り扱う。