トップへ

子供の「保育園行きたくない病」には松岡修造的熱血煽りが効果的?

2016年05月31日 18:31  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

子供の「保育園行きたくない病」には松岡修造的熱血煽りが効果的?

新学期始まりたてや週明けの月曜日、それまでご機嫌で登園していたのに突然「保育園(幼稚園)いきたくなーーーーーい!」なんて子供がだだをこね困ったことってありませんか。
親としてはただただなだめて連れて行くしかないわけですが、でも別れ際に泣き顔のままだとちょっとキュンとしちゃいますよね。


【元の記事はこちら】


そんな子供の「行きたくない病」に効果があったとして、ある方法がTwitterで8千RTされるほど注目されていました。


紹介者は八尋さん。娘さんがクラスがあがってすぐの頃から「保育園行きたくない…お腹痛い…」と言い出したんだそうです。
そこでどうすればいいか……と考え思いついたのが次の方法。
行きたくない気持ちを思い切り大声で叫ばせたんだとか。


八尋さん「行きたくない気持ち、あって当たり前!遠慮せずもっと大きな声で叫べ!いきたくなあああああい!!!!SAY!」
娘さん「いきたくなあああああい!!!!」


みたいな感じに。松岡修造さん的熱血煽りと「嫌な気持ちを言葉に出す」という声出しに効果があったそうです。


さて、突然ですが筆者も実は保育園児の男子をもつ一人の母。
ちょうどこの頃「保育園行きたくない病」を毎週月曜に発症し困っています。ということで、この方法ためしてみました。


■熱血「松岡修造」気分で煽って声出しさせてみた


まず月曜の朝(5月30日)。案の定時間になっても息子が布団から出てきません。毛布から顔をだして「保育園行きたくない」「お休みしたい」とぐずぐずぐず男。普段は元気一杯でやんちゃすぎるぐらいなのに、この時ばかりはしおらしくしています。でもお熱はありません。


そこで八尋さんの方法でかけ声を開始。


筆者「行きたくない気持ちを叫んでみよう!いきたくなあああああああああああああい!!はい、SAY!!!」
息子「いきたくない(小声)……セイ」


突然の母の無茶ぶりに照れて小声になる息子。とりあえず、女の子とは違って、すぐに乗ってきてはくれないようです。そこでさらに煽ってみました。


筆者「なんだー、声がちいさいぞ~~~!!! もっかいーーーー! 保育園いきたくなああああああい!! はいSAY!!」
息子「いきたくなーーーーーーーい! SAY!!」
筆者「まだまだ声が小さいぞーー!!お前の行きたくない思いをもっともーーっと声にだせーー!!」
息子「SAY!SAY! 保育園にいきたくありませええええええええええええん!!!」


なんというか、松岡修造さんてホント偉大だなぁと思います。やる気を出させる煽りって結構大変。アーティストのライブの煽りも同じくです。
とにかく松岡修造さんやライブのアーティスト気分で息子をテンション高めに煽り続けました。するいつしか息子はケタケタ笑い転げることに。


普段は布団で一時間ほど説得をこころみるのですが、今回は5分ほどでご機嫌君になってくれました。その後は着替え→朝食までは珍しくスムーズにいったのですが……。


送りの車の中ではちょっとテンションダウン。ライブ後によく感じる寂しさというか。あれに近い雰囲気の息子。そこで再び「SAY!!」をはじめると、またまた元気に。「保育園にいきたくなーーーーい!!」と叫びながら元気よく登園して行きました。


嫌なことだからこそ声に出して発散する。シンプルだけど大事な事なのかもしれません。少なくとも二人の子には効果のあった方法。もしある朝「保育園行きたくなーい」ってお子さんが言い出したら、ぜひ松岡修造気分でためしてみてください。


▼協力
八尋さん(@yahiro7200)


※写真はイメージです。


(文:栗田まり子)