6月7～8日のスーパーGT鈴鹿タイヤメーカーテストは17台が参加。観覧も可能

6月7～8日に、三重県の鈴鹿サーキットで、GT500クラスが7台、GT300クラスが10台参加し、スーパーGTのタイヤメーカーテストが開催される。

　スーパーGTは平成28年熊本地震の影響で、5月の第3戦が中止となってしまったこともあり、第4戦SUGOまではしばらく間隔があく。「GTカーの走りが見たい！」というファンにとって朗報とも言えるのが、鈴鹿でのタイヤメーカーテストだ。

　スポーティングレギュレーションではタイヤメーカーテストについても規定があるが、テストに参加できる車両はタイヤメーカーごとに各回1車種1台とされている。GT500クラスでは、ミシュラン×GT-R、ブリヂストン×GT-R／RC F／NSXコンセプト-GT、ヨコハマ×RC F／GT-R、ダンロップ×NSXコンセプト-GTという内訳で、今回も7台が参加することになる。

　また、GT300クラスでは、「タイヤメーカーテストが複数社で行われる場合、当該テストにおけるGT300クラス参加台数の上限は原則として11台とし、そのタイヤメーカー別の内訳は2016年シリーズのエントリー状況を見てGTAが決定する」とされており、今回もその上限に至らない10台が参加する。

　GT500クラス、GT300クラスとも楽しみなマシンが参加する今回のメーカーテストだが、両日ともに一般の観覧も可能だ。入場可能エリアはスタンド、ピットビル2Fホスピタリティラウンジテラス席、パドックとなっており、レース時よりも近い場所で楽しめるかもしれない。

　また、入場には各日遊園地入園料が必要だが、スーパーGT第6戦鈴鹿1000kmの先行前売り券を所持している場合、無料で観覧することができる（ローソンチケットでの先行販売チケット購入者のみ対象）。スケジュールや詳細は、鈴鹿サーキットホームページ（http://www.suzukacircuit.jp/supergt_s/special/page3.html）をチェックしよう。

スーパーGT 鈴鹿タイヤメーカーテスト　エントリー
●GT500クラス
1 　NISMO　　　　　　　　　　　　MOTUL AUTECH GT-R　　　 MI
12　TEAM IMPUL　　　　　　　　　 カルソニックIMPUL GT-R　BS
17　KEIHIN REAL RACING　　　　　 KEIHIN NSX CONCEPT-GT　 BS
19　LEXUS TEAM WedsSport BANDOH　WedsSport ADVAN RC F　　YH
24　KONDO RACING　　　　　　　　 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R　YH
38　LEXUS TEAM ZENT CERUMO　　　 ZENT CERUMO RC F　　　　BS
64　NAKAJIMA RACING　　　　　　　Epson NSX CONCEPT-GT　　DL
●GT300クラス
0　 GAINER　　　　　　　　　　　 GAINER TANAX GT-R　　　 DL
2　 Cars Tokai Dream28　　　　　 シンティアム・アップル・ロータス　YH
3　 NDDP RACING　　　　　　　　　B-MAX NDDP GT-R　　　　 YH
4　 GOODSMILE RACING & TeamUKYO　グッドスマイル 初音ミク AMG　YH
7　 BMW Team Studie　　　　　　　Studie BMW M6　　　　　 YH
11　GAINER　　　　　　　　　　　 GAINER TANAX AMG GT3　　DL
25　VivaC team TSUCHIYA　　　　　VivaC 86 MC　　　　　　 YH
30　apr　　　　　　　　　　　　　TOYOTA PRIUS apr GT　　 YH
31　apr　　　　　　　　　　　　　TOYOTA PRIUS apr GT　　 BS
63　LAMBORGHINI Team DIRECTION　 DIRECTION 108 HURACAN　 YH