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出会い系のように企業との"出会い"を演出する理系学生向けアプリ 「Be-Career Discovery」

2016年05月31日 11:51  Techable

Techable

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6月1日、ついに来年3月に卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象とした新卒採用試験が解禁となる。そんななか、米国では日々卒業研究に追われている理系学生のキャリア発掘を応援するアプリ「Be-Career Discovery」が登場した。
・米国の建築士が開発
アプリを開発したのは、米国カリフォルニア州リバーサイドに拠点を置く建築士集団、Ruhnau Ruhnau Clarke社。教育業界に特化した建築および建築プラニングを強みとしている。

しかし、同社はよくある建築会社や建築設計事務所ではない。ただ単に建造物を生み出すだけでなく、起業家として建築以外の事業にも挑戦しているからだ。

社内には「イノベーション・ラボ」と呼ばれるスタートアップ部署が設けられており、ここでは人々のコミュニティー、創造性および革新的思考力の向上に資するなど、教育分野における貢献に重点を置いている。そして今回、半世紀以上にわたる教育業界での実績から、「Be-Career Discovery」の開発へと至った。
・理系学生の就職活動をサポート
「Be-Career Discovery」は卒業研究に忙しい理系学生のために開発されたアプリ。

アプリ内にはサイエンス・テクノロジー・アート・数学関連の職種が紹介されており、その数は200種類を超える。きっと従来の就職活動の方法では見出されなかった新たなキャリアパスとの出会いが待ち受けていることだろう。従来の就職活動に限界を感じている人にもおすすめである。
・右(または左)にスワイプするだけ
アプリの操作方法はいたってシンプルであり、人気の出会い系アプリ「Tinder」と全く同じ要領だ。

基本的には、給料や学歴などの情報が記載されたカードをタップしながらアプリを進めていく。そして、お気に入りの職種が見つかった時には右にスワイプ、一方パスしたい時には左にスワイプするだけで、自分に合ったキャリアパスを発見することができる。

アプリはiPhoneおよびiPad向けに提供されている。すべて英語表記であるが、ダウンロード無料で利用可能である。

Be - Career Discovery