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ハニ・アブ・アサド監督、ガザ出身歌手の半生を映画化 『歌声にのった少年』予告編&場面写真公開

2016年05月31日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『歌声にのった少年』(c)2015 Idol Film Production Ltd/MBC FZ LLC /KeyFilm/September Film

 ハニ・アブ・アサド監督最新作『歌声にのった少年』より、予告編と場面写真が公開された。


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 本作は、『パラダイス・ナウ』『オマールの壁』がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたアサド監督が、パレスチナ・ガザ地区出身の歌手ムハンマド・アッサーフの半生を映画化したもの。亡き姉との約束を果たすため、紛争の地ガザから命がけで脱出したムハンマドが、世界的な歌手になる夢を叶える模様を描く。


 公開された予告編では、「世界的な歌手になる」という夢を持ちながら、紛争下のパレスチナ・ガザ地区に暮らすムハンマドが、十分な治療を受けられないまま亡くなった姉との別れを経験する模様や、オーディション番組“アラブ・アイドル”の最終オーディションを受けるため、ガザの壁を越えてエジプトへ向かう様子などが映し出されている。(リアルサウンド編集部)