5月28~29日に開催された第44回ニュルブルクリンク24時間レースには、TOYOTA GAZOO Racing、スバル/STI、そしてニッサン/ニスモ等、日本からも数多くのチャレンジャーが挑んだが、スーパー耐久等で活躍するプライベーター、バースレーシングプロジェクト(BRP)も悲願のクラス優勝を遂げた。
スーパー耐久ではホンダ・フィットを走らせST5クラスで大活躍をみせているBRPは、S耐で活躍したドライバーたちがニュルでも参戦できる道筋を作るべく、ニュルブルクリンク24時間にもルノー・クリオ・カップを使って参戦。排気量2000cc以下のSP3クラスで戦っている。
2015年の挑戦では、ニュルブルクリンク名物と言えるオペル・マンタとの勝負となり、惜しくも敗れ2位となっていた。今季、リベンジを期してBRPは奥村浩一/梅本淳一/浜野彰彦/ルッツ・マルク・ルールという4人で挑戦していた。
迎えたレースは、序盤から雹が降り赤旗中断となるなど大荒れのレースとなっていたが、4人のドライバーは着実にレースを走りきり、総合65位フィニッシュ。挑戦4年目にして、悲願のSP3クラス優勝を飾ってみせた。