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「チームにとって最悪のシナリオ」:ザウバー モナコ日曜

2016年05月30日 12:11  AUTOSPORT web

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2016年第6戦モナコGP マーカス・エリクソンとフェリペ・ナッセ(ザウバー)
2016年F1モナコGP決勝で、ザウバーのマーカス・エリクソンとフェリペ・ナッセは両者接触によりリタイアを喫した。

■ザウバーF1チーム
マーカス・エリクソン 決勝=リタイア
 こんな風にレースを終えることになり、ものすごくがっかりしている。少しギャンブルをして、早い段階でスリックに交換した。うまくいったけれど、ブルーフラッグの影響を受けたのが理想的ではなかった。ラインを外れて他のドライバーたちに譲らなければならなかったんだ。そのためにタイヤが冷えてしまった。

 タイヤがうまく機能し始めると、フェリペ(ナッセ)に追いついてきた。彼に押さえられる形になったが、無線でフェリペには連絡がいったと聞いた。その後、ギャップを見つけたので、彼を抜こうとした。結果はご存じのとおりだ。

 厳しい状況だけど、こういう時こそ団結することがより一層大事になる。謝りたい。二度と同じことが起こらないようにする。

フェリペ・ナッセ 決勝=リタイア
 ふたりとも完走できないなんて残念な結果だ。チームにとって最悪のシナリオだ。マーカスと僕は戦略が違っていた。彼の2回目のピットストップは僕より早く行われた。僕のタイヤには熱が入り始めて、前のマシンに追いついてきていた。だからポジションを入れ替えるというのは、僕にとっては適切なタイミングには思えなかった。ラスカスで突然マシンに衝撃を感じた。

 チーム全員が懸命に働いているだけに、すごく残念だ。こんなことになったことを謝りたい。二度とこういうことが起こらないようにしなければならない。